(キムチ・担々麺・激辛 その9)

○ 「蒙古タンメン 中本」(日清)


 昭和43年創業、東京板橋の名店の味 中本の激辛味噌タンメンがカップ麺として登場しました。

 このカップ麺をいただくのは平成21年、ということは創業40周年ということで私と同じ年です。ただそれだけでももの凄い親近感が湧いてきましたよ。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて辛味オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。とても辛そうなスープが目に入ってくるとともに唐辛子の香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりなのですが、口に含んだ瞬間辛さが伝わってくると行った感じ。しかし、美味しさも兼ね備えています。

 具は豚肉、豆腐、キャベツ、ニンジン、キクラゲの5種類。豚肉とキャベツの味わいもとても良いのですが、なんといっても豆腐の食感がとても新鮮ですね。

 麺はどちらかといえばスナック麺タイプ。柔らかめの麺に辛いスープがしっかりと染みこんでおり、とても美味しくいただくことができます。

 激辛なのに次も食べたくなるような一品。辛くて汗が噴き出てくるような感じなのですが、不思議と最後の一滴までスープを飲み干すことができる美味しさでした。



蒙古タンメン 中本1



蒙古タンメン 中本2



蒙古タンメン 中本3








○ 「でかまる 白担々麺」(マルちゃん)


 美味しくてボリュームもたっぷりということでお腹も心も満足するでかまる。そのでかまるから白担々麺の登場です。

 ねり胡麻を加えたコクのある白い担々麺!!といったことが蓋に書いてありました。ねり胡麻ってなかなか溶けづらいのですがあるのとないのとでは風味が違います。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。胡麻と唐辛子の混ざった何とも大人の食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にピリッとした辛さがあるのですが、ゴマのエキスがタップリと入ったスープはまろやかな味わいとなっています。

 具は挽肉、キャベツ、ホウレンソウの3種類。味付けされた挽肉の味わいも良いのですが、キャベツやホウレンソウといった野菜がスープとよく合うといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっていますが、ゴマの風味が詰まったスープと挽肉がよく絡むのでとても美味しくいただくことができます。

 ちょっとした辛さとたっぷりのゴマの風味を満足するまで楽しめるような一品。そして、なんといってもボリュームもあるのでお腹も満足するものとなっています。



でかまる 白担々麺1



でかまる 白担々麺2



でかまる 白担々麺3








○ 「きゃべつ盛り 辛味噌豚骨 ラーメン」(ヤマダイ)


 凄麺シリーズと凄旨シリーズできゃべつ盛りの辛味噌と豚そばが出ていたのですが、今回はきゃべつ盛りの辛味噌豚骨ラーメンです。

 きゃべつというのはいろんなラーメンの具材として大活躍、そんなきゃべつを盛ってしまってしかも辛味噌ときました。これはラーメン好きの心を揺さぶりますね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐして液体スープと唐辛子にんにくを入れてよくかき混ぜれば完成。にんにくのとても良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。一瞬、味噌のおいしさとちょっとした野菜のあまさを感じることができるのですが、すぐに辛さを感じることが出来ます。

 具はキャベツ、ニンジン、長ネギの3種類。目玉のキャベツはシャキシャキしていて美味しいのに加えてボリューム感もとてもあって嬉しくなってきます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。太めの麺となっておりコシがしっかりとあるので食べごたえがあり、ピリ辛スープとも相性がピッタリとなっています。

 キャベツの甘さとスープの辛さがほどよく合わさった一品。しつこくない味となっているので辛くても最後の一滴まで飲み干せる美味しさとなっています。



きゃべつ盛り 辛味噌豚骨1



きゃべつ盛り 辛味噌豚骨2



きゃべつ盛り 辛味噌豚骨3








○ 「本場辛味 韓国 キムチラーメン」(農心)


 韓国ナンバーワンの即席麺メーカである農心から韓国の味をそのまま表現したという韓国キムチラーメンの登場です。

 韓国のカップ麺はほとんどが辛口です。このカップ麺も例外なく辛いと思うのですが、蓋に「本場辛味」という4文字が書いてあるのでかなり辛いのかなと予想します。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。ちょっとした酸味と唐辛子の混ざったいかにも辛そうな香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。牛の出汁がとても効いていて味わいのあるスープにキムチのエキスが混ざってとても美味しくいただくことができます。

 具はキャベツ、ニンジン、長ネギの3種類。キムチの入っているような気がするのですが小さくて解りません。一瞬、キャベツがキムチに思えましたからね。

 麺はどちらかといえばスナック麺タイプ。柔らかめの麺はスープが染みこんでいるような味わいとなっており、辛くて美味しくいただくことができます。

 辛いのに次も飲みたくなってしまう美味しいスープが魅力的な一品。キムチとビーフの合わせ技はこんなにもあうものだなと実感しました。



本場辛味 韓国 キムチラーメン1



本場辛味 韓国 キムチラーメン2



本場辛味 韓国 キムチラーメン3








○ 「名古屋 中国四川料理 錦城 四川担々麺」(十勝新津製麺)


 名古屋で中国四川料理を提供している錦城というお店の四川担々麺がカップ麺となって登場しました。

 四川料理の神とも言われる陳建民に弟子入りし、修行した直伝の味。芝麻醤とラー油の濃厚な味わいがピリリッと辛い本物の担々麺!と蓋に書いてあるので楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープとレトルト具材を入れてよくかき混ぜ、自家製辣油・芝麻醤をかければ完成。ゴマの食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にピリッと辛く少し酸味もある感じで、芝麻醤がスープ全体に溶け込んでいるのでとてもコクがありますね。

 具は挽肉、長ネギの2種類。特に挽肉はレトルト具材ということもあって本格的な味わい。スープや麺とよく絡むのでとても美味しくいただくことができます。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした舌触りとコシの良さはまさに生麺のような味わい。そして、スープが麺に馴染んでいるのでさらに美味しく感じます。

 風味の良さと絶妙な辛さがあって本格的な味わいのある一品。とても美味しいスープでたくさんいただきたいのですが、カップが小さめなのでちょっと残念です。



名古屋 中国四川料理 錦城1



名古屋 中国四川料理 錦城2



名古屋 中国四川料理 錦城3








○ 「GooTa 金胡麻 担々麺」(日清)


 豪華絢爛な具材と本格的な麺とスープで特別な美味しさを提供することでお馴染みとなっているGooTaから金胡麻 担々麺の登場です。

 胡麻の芳醇な香りとコク深い味わいを堪能できる濃厚ピリ辛坦々スープといったことが蓋に書いてありました。どのくらいの完成度となっているのか楽しみですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープと調味オイルを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材を入れてかやくをふりかければ完成。胡麻の良い香りが漂ってきました。

 まずは、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にゴマの風味が広がってきてその後にピリッとした辛さを感じ、コクの深さを十分に味わうことができます。

 具は挽肉、タケノコ、ゴマ、長ネギの4種類。特に挽肉とタケノコはレトルト具材となっているため、カップ麺の具を食べているとは思えない美味しさとなっています。

 麺は生麺タイプとノンフライ麺タイプの中間といった感じの麺となっており、なかなか本格的なものとなっています。スープや具との相性もバッチリで美味しいですね。

 鼻と口から楽しめるゴマの美味しさとほどよい辛さのスープが魅力的な一品。数ある担々麺の中でもこれほど完成度の高い一杯はなかなかないといった感じです。



GooTa 金胡麻 担々麺1



GooTa 金胡麻 担々麺2



GooTa 金胡麻 担々麺3







○ 「凄麺 激辛 担担王」(ヤマダイ)


 本格的な麺とスープでお馴染みの凄麺シリーズ。その新たな一員として激辛担担王が加わりました。担々麺の王様がいよいよ登場です。

 超刺激的な辛さの担担麺!といったことが書いてありますが、しょせんは庶民が食べるために作られたもの。普通よりもちょっと辛い担々麺を想像しますね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺をよくほぐし、液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。真っ赤でラー油の香りが漂うスープが登場しました。

 早速、スープを一口いただきます。口を含んだ瞬間にピリッとではなく結構辛いスープは胡麻の風味とラー油が効いていて辛党にはたまらない美味しさです。

 具は挽肉、ゴマ、長ネギの3種類。具というよりトッピング的な感じなのですが、スープや麺との相性も良く、なんといっても担々麺にピッタリのラインナップです。

 麺は人フライのややちぢれ麺。ツルツルとした舌触りに加えてコシもしっかりとあるといった感じ。そして、麺にも辛味エキスが染みこんでいるような味わいです。

 本格的な辛さとなっているのに美味しくて次も飲みたくなるようなスープが魅力的である一品。飲めば飲むほど汗が噴き出してくるので心地よさを楽しめます。



凄麺 激辛 担担王1



凄麺 激辛 担担王2



凄麺 激辛 担担王3








○ 「にぎわい屋 酸辣湯麺」(マルちゃん)


 美味しいラーメンを提供してくれることでいつもお客さんがたくさん。そんなイメージがあるにぎわい屋から「酸辣湯麺(スーラータンメン)」の登場です。

 ラー油と黒酢を利かせたスッキリ味のスープ!といったことが蓋に書いてありました。黒酢が入っているというのが特徴的ということで食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。黒酢のとても酸味が効いた香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 まずはスープを一口いただきます。少しとろみのあるスープは黒酢の酸っぱさに加えてラー油の辛さもあるのですが、この組み合わせが何とも美味しいですね。

 具はタマゴ、シイタケ、チンゲンサイ、長ネギの4種類。フワフワしたタマゴがこのとろみのあるスープと絶妙な感じで合っているといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。このちぢれた麺がとろみのあるスープやフワフワタマゴとよく絡むのでとても美味しくいただくことができます。

 酸味と辛味のバランスが良く、とろみのある味わいのあるスープがとても印象的な一品。手軽に本格中華を味わうことが出来るといった感じですね。




にぎわい屋 酸辣湯麺1



にぎわい屋 酸辣湯麺2



にぎわい屋 酸辣湯麺3








○ 「頂の一杯 豚キムチとんこつラーメン」(日清)


 味を極めたという意味が込められているのでしょうか。そんな頂の一杯から豚キムチとんこつラーメンの登場です。

 キムチと豚骨が醸し出す、コクのあるピリ辛スープ。といったことがカップに書いてあります。キムチと豚骨スープのハーモニーを楽しめそうな予感です。

 お湯を入れて3分、蓋をはがしてよくかき混ぜたら完成。キムチのとても良い香りが漂ってくるとともに辛そうなスープが目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口当たりはサッパリとしていて味わいはピリ辛でコクがあるといった感じ。とても飲みやすくて美味しいですね。

 具は肉、白菜キムチ、長ネギの3種類。肉は豚肉で噛めば噛むほど味わい深いものとなっており、キムチはシャキシャキとしていて美味しくいただけます。

 麺はどちらかというとスナック麺タイプ。柔らかめでちょっと細めの麺なのですが、スープとの相性もとても良いものとなっています。

 ピリ辛でとても飲みやすいスープが印象的な一品。キムチの風味もしっかりと出ており、豚骨との相性もとても良いものとなっていました。




頂の一杯 豚キムチとんこつラーメン1



頂の一杯 豚キムチとんこつラーメン2



頂の一杯 豚キムチとんこつラーメン3








○ 「日清麺屋 豚キムチ」(日清)


 リーズナブルで美味しいカップ麺を提供するということがコンセプトの日清麺屋シリーズから豚キムチの登場です。

 シャキシャキ食感のキムチが入っているということで意外と本格的な雰囲気を漂わせています。そして、辛さの方もどのくらいなのか辛党には気になるところですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。ニンニクエキスがとても効いたキムチの良い香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりのスープはピリリとした辛さの中にキムチの旨味も味わえるといた感じでとても美味しいです。

 具は豚肉、キムチ、長ネギの3種類。豚肉は噛めば噛むほど良い味わいといった感じでキムチは文字通りシャキシャキとした食感でなかなかの味わいです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。柔らかめの麺となっていますが、旨辛のスープがしっかりと麺にしみこんでいるといった感じで美味しくいただけます。

 これだけの美味しさでリーズナブルなのであれば十分に満足できる一品。キムチの美味しさをしっかりと楽しむことが出来る日清麺屋ならではの一杯です。



日清麺屋 豚キムチ1



日清麺屋 豚キムチ2



日清麺屋 豚キムチ3










































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